第21回の山歩きの会は宝登山に登り蠟梅を楽しみました2022年02月13日

山歩きの会は宝登山(497m)に登って蠟梅(ロウバイ)を鑑賞してきました。リーダーの熊谷さんによると今回は21回なそうです。オミクロン株の感染拡大もあって、参加者は5名でしたが、密を避ける山歩きは最高です。悪天候が続いているなか、12日は奇跡的に好天気。登山路は雪が残っていましたが、ベテランたちには物足りないくらい。ただ、当初予定していた長瀞アルプスは、アイゼンが必要なところもある積雪と聞いて断念しました。頂上から眺める秩父市内、武甲山や両神山をはじめとする山並みも素晴らしかった。

さて、山頂近くにある蠟梅園は今が見どきで、ロウの彫刻のような黄色の花が咲き誇っていました。筆者は恥かしながら蠟梅は梅の一種かなと思っていましたが、調べてみたらクスノキ目ロウバイ科で、梅がバラ目バラ科なので大違い。道理で梅のような実がない。メンバーの誰かがあの黒いのは何だろうと言ったのは実で、黒いさやを割ると小豆大の楕円形の実が入っていました。この実は有毒成分があり、口に入れると中毒症状を起こし、最悪の場合は呼吸困難になるというから要注意です。

下山後は、秩父鉄道長瀞駅の反対側にある長瀞渓谷を散策しました。ここは都内に流れる荒川の源流で、変化にとんだ岩畳などで名高い景勝地です。ここで反省会をしようと思い店を探したがすべて支度中かクローズ。仕方なく駅の売店でビールを買って乾杯、今日の無事登山を感謝して解散しました。
(小原磯則・記)