語りの立場から研究会の薗会長と、聴衆の立場からふるさと会の菅原副会長から投稿して頂いたので掲載します。(事務局)
今回の銀河プラザ口演は26日~29日の4日間、延べ20人の民話の語りを皆様に聴いていただく事が出来ました。毎回足を運んでくださる方々や発表の場を提供して頂いている県・市各関係団体の皆々様に感謝しながら、いつも語らせていただいております。
今回マイクの調整はうまく行かなくて、後まで良く聞こえなかった日があり、『聴く』ために集まって下さった方々に申し訳なく思いました。機材も自在に使いこなせるようにならないと、と痛感させられました。
語りは笑い話・伝承語り・創作語り等バラエティに富んだ語りを聞いていただきました。
語りにいま少しの向上を目指し、これからも一歩一歩進んで行きたいと思いますので、また口演に足をお運びくださいますようお願い致します。
(薗 牧枝)
いわて銀河プラザで開催された北上市秋の農産物・加工品まつりに併せて行われた民話研究会の昔語りを聴きに最終日、行って来ました。
メンバー5人は、農産品の売り子としてお手伝いする傍ら、代わる代わる民話を披露すること約50分。
さすが訓練を積んだ方言での語り口。岩手に伝わる民話に参加者は引き込まれ、熱心に・時には笑いに誘われながら、聴き惚れていました。
聴きに来られた方はこれまでのリピーターさんが大半だとか。北上出身者も5人ほどいました。
中には筑波大学4年の女性もいて、民話をテーマにした卒論を書くため懸命にメモを取り、ビデオも撮っていました。
最後に、来年6月24日(土)に岩手の語りの7団体が参加する「第2回いわて民話まつりin北上」の開催を紹介していました。
民話研究会は今や、大江戸探索会と共に日常の活動を通じて、北上ふるさと会を支えてくれる頼もしい存在になっていることを実感しました。
(菅原清徳)