北上大学の第2回会合。今回の講師は、北上育ちの脳外科医Dr.まあや(本名折居麻綾)さん。もう一つの顔はなんとファッションデザイナー。写真のように堂々たる体躯と衣装の超ユニークな先生で、北上大学の若いメンバー達が人生を考えるいい機会となったと思う。
折居さんは世田谷生まれだが、幼少期から高校時代まで北上市の藤根で育った北上人。幼稚園から、小・中学校そして黒北時代までを楽しく振り返ってくれた。脳外科医を目指して岩手医大で学び、研修医として慶応大学に移ってからは関東地区で活動している。医者になってから10年余りの時、ある種の行き詰まり感からデザイナーを目指してロンドンに留学。現在は、小平の脳神経外科医院の院長として勤務や、北海道でも医療活動をする反面、Dr.まあやデザイン研究所での創作活動やタレントとしても活躍している。講演の締めくくりで、人生には何が起こるかわからない、柔軟な発想とバイタリティを持つことが大切と訴えた。
北上出身者にもいろんなキャラクターの持ち主がいることを再発見した。「カラフルデブを生きる」(セブンアイ出版)という著書も出しているので、興味のある方は一読をお勧めする。当日の模様については、フェイスブックの「北上大学」や「北上ふるさと会」のページもご覧ください。
(小原磯則・記)