第82回大江戸探索会は江戸情緒豊かな下町でした2018年11月28日

本年最後の探索会には32人が参加。この日の天候は晴れで気温は20度前後と歩くのにもってこいのポカポカ陽気。

JR東京駅から永代通り、霊岸橋、霊岸島水位観測所。墨田川沿い散策後、門前仲町へ。この界隈では富岡八幡宮・深川不動尊・閻魔大王を祀る法乗院を訪ねる。富岡八幡宮は江戸相撲発祥の地。境内には歴代の横綱・大関顕彰碑があり、新横綱が誕生すると土俵入りが奉納される由。

次の訪問地は清澄白河の深川江戸資料館。ここには江戸時代の酒屋など庶民の生活をしのぶことが出来る街並みが再現されていました。なお、この地の町名は福島の白河藩主の江戸屋敷があったことが由来。松尾芭蕉が住んでいた森下界隈を素通りし、最後に訪れたのは赤穂浪士討ち入りで有名な吉良邸跡。討ち入りの日の12月14日には「忠臣蔵ゆかりの地を歩く」ツアーがあるようです。

東京駅丸の内・日本橋界隈は今も高層ビルの建築が真っ盛り。その変化に驚かされる一方、江東・墨田は江戸時代の遺産が多くのこる江戸情緒豊かな下町であり、親しみを感じる町でもありました。

(菅原清徳・記)