第71回大江戸探索会(亀有~金町界隈)報告2017年02月13日

平成29年1月29日(日)午前10時、JR亀有駅南口に大江戸探索会の会員35名位集合し(20人位集まればいいと思いが多くてびっくり)、こち亀の街亀有~新宿~金町界隈を探索開始。

こち亀とは「こちら葛飾区亀有公園派出所」の略で、亀有出身の漫画家秋元治氏が週刊ジャンプ(集英社)において1976年42号から2016年42号まで連載され、単行本は全200巻で終了いたしました。連載30周年を記念し、こち亀銅像1体目(両津勘吉像)が亀有駅北口に設置されて、40周年には南口に銅像15体目(両津・中川・麗子像)が完成しました。
この15体の巡りを行いましたが、途中の08年11月に完成した(少年両さん像)の序幕式には麻生元総理、秋元先生、ラサール石井氏も参加したそうです。葛飾区といえば「男はつらいよ」の寅さん(渥美清)の柴又帝釈天が出ると思いますが、最近ではこち亀の街亀有も全国的に有名になり、外国人(中国)も多く来られるようになりました。これもひとえに亀有の南北7つの商店会の街起しとなる事業の賜物と思います。

 葛飾区郷土と天文の博物館では、郷土の歴史と文化に関連した展示室を見学した後、亀有香取神社に参拝、ここの神社の宮司(唐松範夫さん)はこち亀の街亀有を両さんと共に盛り上げ、「両さん達と歩く亀有MAP」の案内板や両さんの絵馬も販売しています。
 水戸街道の2番目の宿場「新宿」と4つの寺院と1つの神社を散策し、仏像群をへて金町界隈に入ってきました。

三菱製紙株式会社中川工場跡地8万坪にできた東京理科大学葛飾キャンパス、葛飾にいじゅくみらい公園を見学、公園にある赤茶色の摩訶不思議な球体「地球儀」、その由来を説明しました。

最後に大岡越前守で有名な「しばられ地蔵」南蔵院を参拝、この寺院は自由に釣鐘を突かせてくれるので、参加者の多くが突いていました。
 無事終了、バスにて4時20分頃金町駅到着しました。そして花の舞金町店で22名参加の反省会(ただの飲み会??)を行い大いに盛り上がり全てを終了いたしました。
 最後に、案内人として反省すべき点として参考資料を30部しか作成せず、参加者全員に配布できなかったことと、自分のペースで歩くので後方の人と距離が空いて説明が聞こえない等のお言葉をいただきましたが、自分として精一杯案内したと思いますので、今後も多くの会員の皆様に大江戸探索会に参加してい頂くことおお願い申し上げます。  

                               案内人(小原 寛)

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地球儀縛られ地蔵