うたごえ喫茶”ともしび”で「北上夜曲」を歌いました2019年07月4日

7月3日(水)午後、北上ふるさと会のメンバー20名が、新宿のうたごえ喫茶”ともしび”で、「北上夜曲」をはじめ、昔懐かしい曲を大声で歌ってきました。青春回帰のひとときです。歌った後は、近くの居酒屋で余韻を楽しみながら、参加者の交流を深めました。参加した阿部達彦さんが、高校の同窓会法に載った「北上夜曲余話」を持参してくれたので、PDFにして添付します。歌詞を見て、戦時中によくぞ岩手の若者たちが作ったものだと思います。今回の歌唱リーダーの吉田さんが、北上夜曲コンクールの経緯をはじめ、サトウハチロー記念館のことなど北上のPRをしてくれました。次回は11月2日(土)を予定していますので、皆さんの参加をお待ちしております。
今回ご夫婦で参加した渡邊会長が早速エッセイを寄せてくれましたので紹介します。
(小原磯則・記)

かれこれ半世紀前だろうか「うたごえ喫茶」で声を張り上げたのは。当時はロシア民謡が多かったと思う。北上ふるさと会の皆さんがこの企画を計画してくれ、阿佐ヶ谷生まれだが家内も誘って参加した。二人で50年前を思い出し、顔を見合わせた。とても懐かしかったし楽しかった。いつもなら私は鎧兜で心を覆うのだが、皆さんとうたっていると心が開かれ感動して涙も隠さない。たまたま長渕剛の「乾杯」をリクエストしたらふるさと会の菊池さんもリクエストしており、うたごえ喫茶の歌手の方と三人で熱唱できたし、皆さんで合唱した「北上夜曲」は圧巻であった。小原さんと加藤さんの誕生日も歌で祝えた。
心が開かれ満ち足りた気持ちになったのは何年ぶりだろう。余韻を楽しむ会は失礼してしまったが、電車の中で、こんな企画であれば何度でも参加したいねと話し、家内と余韻を十分に楽しみながら家路についた。この企画を立てて実行したくれたふるさと会の皆さんありがとう。
(渡邊嘉二郎・記)

北上夜曲余話