今年の「みちのく芸能まつり」に参加した当会の菅原副会長から次のような報告がありました。
第61回北上・みちのく芸能まつりを観て。
三年振りに開催された「北上・みちのく芸能まつり」はおまつり広場(北上駅西口大通)で17団体が参加しての市民パレードで夕刻に開始。浴衣すがたで踊る「おでんせ」はあでやかで華麗でした。
その後、黒岩太鼓など6団体の太鼓の競演。岩泉町の中野七頭舞、大槌町の虎舞など26団体の演舞。早池峰神楽など17団体の神楽群舞。最後はかがり火を焚いた中での19団体での鬼剣舞大群舞は見ごたえ抜群。東京、函館、佐渡、京都チームも参加していました。
翌日はさくらホールで各団体ごとの公演。北上市の友好都市の流山市から「万作踊り」。石垣市の旗頭も参加していました。
夜は北上川河畔での花火大会とトロッコ流し。4号玉20連発など、観客を魅了・興奮させるものでした。終盤は北上川を彩るトロッコ流し。南部藩が黒沢尻川岸に河港を造って以来、凡そ370年以上前から続く盂蘭盆会法要の伝統行事。温かな灯りが北上川を流れる様子はとても幻想的でした。
(菅原清徳;記)