企業懇談会2018 参加報告2018年07月7日

今年も北上市主催の企業懇談会が開催されました。菅原副会長からのレポートは以下の通りです。

 去る7月5日「北上市企業懇談会2018」が帝国ホテルで開催され、北上ふるさと会渡邊会長と共に参加して来ました。
今年は東芝メモリーの進出が決定したこともあり、参加企業は昨年より多い、65社。参加者は大凡100人。他、大学の就職担当関係者も参加していて、会場は熱気に包まれ、北上市の勢いの凄さを感じました。
 第一部のプレゼンテーションでは高橋市長、金ヶ崎町副町長等の挨拶の後、北上市の紹介映像が上映されました。
昭和30年代前半までは典型的な農業地域だった北上。歴代市長等が比較的早い時期から企業誘致に努め、30年代後半から事業を開始した北上工業団地には、第一号グループ企業としてバーコード業界トップのサトーが進出。今や進出企業180社以上。工業製品出荷額3,800億円で県内第二位。都市の住み良さランキングでは県内第一位。今後は自動車産業と半導体産業が大きな柱となって牽引して行くことが鮮明になって来ている。
 第2部は、「ラグビーワールドカップ2019と北上市」と題して、同大会組織委員会の徳増浩司氏が講演を行い、ラグビーの歴史。東南アジアで初めての大会招致までの苦労話。釜石の試合に出場する南米ウルグアイが北上を合宿地とした経緯なども紹介。
併せて、北上は世界に何を発信するかとの提案がなされました。
 情報交換会では、今年、新たに進出する一部上場企業の東京エレクトロン。静岡県本社の自動車部品会社会長等と名刺交換。同会長の話では北上工場を増設しようとしたが、適当な用地が見つからず、やむを得ず、金ヶ崎にしたこと。有効求人倍率1.8倍の北上で果たして、従業員を確保出来るか頭を悩ませている。また、北上オフィスプラザ社長からは東京等からのUターン事業がしたい等の話も出ました。
(菅原清徳・記)