第22回山歩きの会は鎌倉をハイクしました2022年04月14日

山歩きの会は、4月13日(水)好天の中、8人のメンバーが鎌倉をハイキングしました。


JR北鎌倉駅に集合し、先ずは近くの円覚寺を拝観。ボランティアガイドの説明を受けながら境内をまわり、最後は国宝の洪鐘(おおがね)をみるため、140段の階段を登って足慣らしです。
円覚寺

その後、ハイキングコースに沿って軽登山をつづけ、頼朝像のある源氏山で昼食。持参のチョコが融けるほどの暖かい日差しを受けながら話が弾みました。


今回は、NHKで放映中の大河ドラマ”鎌倉殿13人“に因んで企画されました。中でも、次の2カ所は個人的には印象的でした。

1.佐助稲荷神社 頼朝の幼名は「兵衛助」で「助殿」と呼ばれたが、その助をたす(佐)けたのが「佐助」の由来。以前は「猿飛佐助」しか思い浮かばなかったから腑に落ちた。地名にもなっており、近くは「佐助〇丁目」でした。

2.御霊神社 平家側でありながら、石橋山の戦いで頼朝を、敢えて見逃した梶原景時を祀る。梶原氏はその後源氏に仕える。歴史には「たら、れば」はないが、もしあの時見逃していなかったら鎌倉幕府はなかったのだ。

数々の史跡に触れながら歩くと、ますます関心が沸いてくるのは筆者だけではなかったでしょう。今回の大河ドラマはコミカルに描かれていて賛否両論ありますが、今回のハイキングで大分理解が深まったように思います。

(小原磯則・記)