リーダーの熊谷忍さんから以下の報告があったので紹介します。
久し振りの箱根で心も弾んだ。
10/19(水)箱根芦ノ湖の西側に鎮座する外輪山の一つ三国山(1102m)に行って来ました。
先ず箱根町港バス停から50分ほど歩いて“箱根峠道の駅”へ,ここから登山道に入り最初の地点海の平に向かったのが10時50分頃でした。
山道は緩やかなアップダウンが多く有ったがよく整備され歩きやすく,道沿いに薄むらさきの山リンドウやトリカブトの花が咲いていた。 何故か海の平まで予定以上に時間がかかった為,絶景ポイント“芦ノ湖レストハウス”での昼食を諦めて道中での休憩とした。
コース後半の各地点,山伏峠・三国山・湖尻峠までも同様にアップダウンの繰返しが多かったが木々の間から見える駿河湾,芦ノ湖,駒ケ岳の景色は癒しとなって良かった。
ただ1つ曇天で富士山の勇姿が見えなかったのは残念でした。
終盤の湖尻峠は箱根の関所が出来るまで箱根と駿河を分ける要所の峠道だったようだ,苔むした石畳の古道は前日の雨で滑りやすく,慎重に小股で歩く緊張の連続でした。
芦ノ湖を右に見ながらゴールの桃源台に予定より約90分遅れの17時に到着,桃源台17時発のバスに滑り込み小田原駅に着いたのが18時過ぎだった。
駅前の居酒屋で反省会,生ビ-ルの旨さにしばし疲れも忘れた楽しい一時でした。
今回は距離12.7km,標高差720m,歩行7時間の長丁場で,事故もなく落伍者もなく全員踏破に安堵し,疲れた様子の影にも歩き切った満足感を垣間見ることが出来た良いハイクでした。
(熊谷忍・記)