高村光太郎の智恵子抄ではないが、東京育ちの人たちには「ふるさと」がなくてかわいそうと思っていたものだが、どっこい東京には、北上にはない「ふるさと」があった。つい最近出版された北上市のしらゆり大使堀江朋子さんの本を読んで率直に感じた。目まぐるしく変わる新宿をみながら成長された先生ならではの思いがギッシリ詰まっています。
北上ふるさと会の「大江戸探索会」は、新宿も何回か訪れているようですが、本の帯にあるような各章ごとの切り口で探索するのも面白いかなと思いました。その前にみなさん、ご一読をお勧めします。
書名 新宿センチメンタル・ジャーニー{私の新宿物語}
出版社 図書新聞
定価 2000円
(投稿:小原磯則)