リオ五輪の機会にブラジルを訪問して公演した鬼柳鬼剣舞の庭元から、在京北上ふるさと会の菅原副会長のところに、以下のような報告があったので、原文のまま掲載します。写真の後にある岩手日報の記事はwordですので、開いてご覧ください。
8月15日に北上を離れブラジルに向かった鬼柳鬼剣舞は、リオ五輪(オリンピック)におけるライブサイト(18日・2回公演)とジャパンハウス(19日・1回公演)の合計3回の公演について、大観衆の前で満足できる踊りをバッチリ披露し、お蔭様で初期の目的を達成することが出来ました。
これは、演舞団の団員一人ひとりがきっちりと稽古に励み、精一杯の演技に心がけた結果と受け止めております。
また、参加した団員20名が事故も無く、事件に巻き込まれることも無く、日程を全てクリアして無事に帰国できたことにホッとした思いでおります。
ただし、台風の影響で22日の帰国ができず、ドイツ・フランクフルト空港内ホテルに1泊追加して、23日の帰国となりました。・・・が、これも今になると、これも楽しい思い出となりました。
日本~ブラジル間の旅行時間は、中間のフランクフルトでの乗り継ぎも含め片道27時間を要するハードスケジュールで、また、リオでは急遽ブラジル最大の放送局であるヘジ・グローボから要請があった19日早朝のテレビの生出演にも応じて午前3時に起床して準備に向かうなど、全体としてかなりハードな日程でしたが、団員達の団結した頑張りで乗り切ることが出来ました。
ジャパンハウスでは、東京都の小池百合子知事とご一緒する機会に恵まれ、東北の出演者全員と記念写真を撮りました。
鬼剣舞の姿でジャパンハウスでの休憩時間や、歩いて移動中にも、地元ブラジルや観光客の人々に要望されて一緒に写真を撮りましたが、撮っていると次々に人が来て、黙って応じているとキリがない状態で、これまで経験したことのない深さの国際交流ができました。これは驚きと感激の時間でした。
それに、もう一つは、永年の私の思いが届いて、ブラジル移民の方々にも観ていただきましたし、また、短い時間でしたがブラジル岩手県人会の皆様とも懇談・交流する時間ができたことにも、大きな喜びを感じております。
そして、このように成功できたのも、今回のリオ五輪公演に当たり、日本の多くの人たちや団体等、それにブラジルの人たちから寄せられた応援のおかげであり、感謝感激の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
以上、とりあえず、帰国のあいさつといたします。
(鬼柳鬼剣舞:菅原晃 記)