年六回のペースで江戸の史跡を辿って歩き回る、サバイバル的勉強会である。「どのくらい歩くのですか?」「約二万五千歩平均かな?」ゾロゾロと長い列になりながら可也な悪天候でも決行される。前回の第65回『日光の旅』もスタート日光杉並木見学のための下今市駅に近づく頃から、ゴロゴロ、ピカッ…ドンと多量の雨でのお出迎え!
さては以前の二の舞か?小石川植物園での探索中にドシャ降りに合い、結局は昼食に入ったサイゼリアで「本日中止!」。そんなことを思い出していると、「オレ傘を持ってない」、「大丈夫、私は晴れ女だから」などのやり取り。しかし、結局は20分ほどで雨は止んでくれた。そんなドタバタでスタートした『日光探索会の旅』報告は別な機会に回すとして‥‥。タイトルの「チョッピリ困った」件だが。毎回探索コースを案内の先生たちが、参考資料や分厚いテキストを造って持参下さります。しかし現在の会員が70名以上の母体。当日のコースや天候によっては参加者が20名だったり、40名の時が有ったりで、持参下さった資料が多量に余ったり、不足の時もある。どう見ても500円の参加費で賄えないだろうと思うたっぷりな量のガイドプリント、その製作努力には感謝です。が、しかしまた手渡しで多量に余った時も大変!2~3㎏もあるであろう、その荷物を持って歩く羽目になる。
知人に、この会の楽しい話を語ると、恐る恐る見学参加が、次からしっかり仲間入り。真面目な参加者がドンドン増えて、40名を越える時が多くなる。行列も長くなる。説明のため最後部の人を待つ。これまた大変。「ちょっと!あまりPRしないようにしましょ」と苦言。なんだ『チョッピリ困った』ちゃんは私だったようです。ですからこれを読んだ方は、興味を持たないようにしてください。
追記
『くだらない』語源は上等な品物などは京都が中心でした。そこから江戸(東京)に運ばれていた。そんな品物にも選ばれない、つまり『下りも
のにもならない』からとなった。道々、くだらないことしか頭に引っ掛からない。私は解散後のビールだけが楽しみなのである。
(会長代理 小原純一)