民話研究会

吾亦紅こと、元会長 小原正彦エッセー

会長エッセイ2009年3月
吾亦紅のひとり言

♪さくらさくら弥生の空で♪♪ やっと来ました。三月弥生!でも現実は♪春は名のみ風の寒さや♪♪である。ふるさと北上は二月末にど~んと大雪が降って大変であったようだ。雪国の春は遠い。

2月の報告からしよう。5・6日の銀河プラザに於いて北東北三大桜観光PR・東北民話語り大会と展勝地レストハウスからの餅・りんご(シナノゴールド)・せり・ちぢみほうれん草・長いも・曲がりねぎ・椎茸などの販売を行った。二度目でもあるのでレストハウスの軽石社長も来た。我が民話研究会会員は、レストハウスの佐々木さんの大ファンである。まんつよぐ稼ぐアネッコで気立てがいくて、気働らぎがあって彼女の下でならば、ナンジョな風にでも頑張る。今年も来てくれるべな?と期待したらその通り来てくれた。

テキパキと立ち働く佐々木さんの下で我々の気合もあがり、昨年以上に頑張った。品質の良さが一番でしょうがよ~く売れた!売った!売れた売れた!!

朗読・民話語りも大盛況であった。今回は演者の持ち時間を決めて自分の話は自分が演出をする、という形をとってみたのであるが、全員堂々と自信を持って落ち着いて発表していた。聴衆は場面に応じて、うなずいたり・笑ったり・目をつぶったりして聞いていた。口演が終わり席を立つと同時に「面白かったネ」と連れの方と感想を述べながら売り場に向かっていた。

口演のあと試食をかねてお餅を振舞ったが評判も上々で、今回は「昔語り」と「物販」がよくマッチングして素晴らしい効果を挙げたと思う。

この日のための準備も大変でしたが楽しくもあった。その一大イベントが終わり、北上東京事務所最後の三月弥生を迎えた。閉鎖の話を聞いたときはまだ間があると思っていたが・・・・。時間は待ってくれない。誰かが言っていた。「親の仕送りがなくなるもんで・・・」全国の自治体財政が大変だとは聞いているがいよいよ切実なものになってきていることを実感する。

民話研究会は発足以来代々の所長・次長から陰になり日向になり応援を頂いて活動してきた。ここまでの会の成長は、場所、機会を折りあるごとに提供してくださった北上市ならびに歴代の所長・次長のあたたかい見守りのお蔭とメンバー一同心より感謝申し上げたい。誠にありがとうございました。

定例会場の確保、場所・経費などでこの先会員の集まりが少なくならないように気を配らなければならないが、来年の10周年に向かってメンバー全員の心持を強くして、これまで通り楽しみながら向上していきたい。

どんどはれ。 ‘09・3・1

吾亦紅

 
  
  
スマホ、iPadにも対応しました。
 画面の幅によってレイアウトが変わります。スマホ、iPadでも見やすくなりました。 2014.3.22


事務局 小原磯則さんのfacebookにリンクします。


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