「卯の花月」の卯月を迎えた。卯月というのは卯の花月の略である。卯の花で誰もが連想するのは豆腐のしぼりかす・おから・雪花菜(きらず)であろうか。そのおからのように初夏、雪のようにフワフワとした白い花を咲かせる卯木(うつぎ)。俳句では夏の季語である。
ふるさと北上では、いまだ雪がふ~わりふわり舞うこともあり、冬と春の間で揺れているが、暦は着実に時をすすめてゆく。
♪ピカピカの一年生♪が誇らしげに街を歩いている。わが民話研究会も卯月4月から「ピカピカの一年生」だ。
北上市東京事務所の閉鎖により定例会場が京橋区民会館へと移った。午後一時から五時まで四時間使用できる。それに伴って、定例会の持ち方をみなで話し合った。来年の十周年を意識してということもあるが、メンバー各々力をつけてきているものの「聞いてもらう」「聞かせる」と言うことを考えた場合、今のままでよいのか、上手くなるにはどうすればよいのか、新人を迎えたときの指導方法は、などなど。これまでも試行錯誤を重ねてきていたが、今回は一旦今までの流れを止めまた一から考え直してみた。
活発な意見交換から生まれたcatchword
たかが趣味!されど趣味!!
メンバー全員四月から更なる向上を目指す。
せっかく入会しても種々の事情により退会した仲間達、もしまだ興味を失っていないようなら是非また顔を出してみてほしい。頭のスミに凍結されている懐かしいふるさとの言葉をゆっくりと自然解凍するところから始めたいと思っている。
希望に胸ハズム四月。定例会後のお楽しみはいつも日比谷の「素材屋」であったが、京橋で新たに居酒屋を探すのもまた楽しみの一つ。
サァ~、はじめよう!お茶でゴンボほる人も・お酒で笑う人も、ウーロン茶で語る人も大いに語ろう!大いに飲もうぞ! どんどはれ。
09・4・1 吾亦紅