ちゃんがちゃがうまこ
夜明けには まだ間あるのに
下のはし ちゃんがちゃがうまこ見さ出はたひと
ほんのびゃこ 夜明げががった雲のいろ
ちゃんがちゃがうまこ 橋渡て来る
いしょけめに ちゃんがちゃがうまこ はせでげば
夜明げのためが 泣くだぁぃよな気もす
下のはし ちゃんがちゃがうまこ見さ出はた
みんなのながさ おどとまざり
*南部弁で書かれているこの詩を、いつか仲間の石附さんに読んでもらいたいと思う。
寒いの・花が咲いたのと言っているうちに、早いもので梅雨の季節を迎えようとしている。六月の異称である水無月は、古くは清音「水の月」水を田に注ぎ入れるの意である。ふるさと北上の田んぼの稲の苗はスクスクおがっているだろうか。今年の関東の梅雨入りもあと一週間ほどのようで、明けるのは例年より10日ほど早いとか。ふるさとの梅雨も例年通りではなかろう。天候の異変が目立つようになってきている昨今だが豊作になることを願う。
皐月・5月の定例会報告。
大きな出来事。日比谷で仕事をしていた薗さんが迷子になった!(京橋区民会館にたどり着かず)京橋駅6番出口ですよ~!とあれだけ教えたのに。お買い物した店に携帯電話を忘れてくるし、都会人は田舎人より田舎人だぁ~。ウフッ
次の出来事?「アネッコ」の使い分けが難しい・・と小野寺さんから質問あり。早速及川さん・凛美子さんから、未婚の若い娘・お嫁に着たばかりの新妻などどれも「アネッコ」で、使い分けの基準は無い(会話の前後で判断する)ちなみに「アネチャ」は子供を持った若い女性と言う。自分の話す「話し」の中に解からないことばの使いかたがあると、わが民話研究会にはwalkingdictionary(生き字引・ものしり)がた~んと御座す。頼もしきことこの上なしである。例会終わり間じかに鈴木さんが久しぶりに顔を出した。都合で長期欠席していたが出席できるようになったと。うれしいことだ。
佐和子さんは「十二支の始まり」を18番にしたいと己に宿題を課して特訓中。小野寺さんは先月「読んだ」話を今回はチャント語った。上手い!
昔語りが好き!の努力のメンバーたちである。発表の場は数回しかないがみ~んなpositiveに取り組んでいる集団である。
豚influenzaが東京にも上陸し心配したが大事無いようだ。member全員健康で集まれるのが我々の希望であり強みでもある。
ジリジリの暑さにも負けず・ブルブルの寒さにも負けず・豚influenzaなんてオラシラネェという強靭者たちだが、なぜかお酒に弱い民話研究会の仲間だ
ドンドハレ 09・6・1
吾亦紅