民話研究会

吾亦紅こと、元会長 小原正彦エッセー

会長エッセイ2009年10月
吾亦紅のひとり言・十月

うずくまるシルバーウィークの真っ最中にこれを書いている。「シルバーウィーク」と言う言葉を聞いたとき“今度は何だ?!”と思った。高齢者の冠に「シルバー」とついてから久しい。ただでさえサンデー毎日のわれわれに今度は何を用意してくれたのかと思ったら、何のことは無い、春の連休ゴールデンウィークに対しての秋の連休の呼び名であった。日本人はネーミングにセンスのある民族であったはずなのに「後期高齢者」だの「シルバーウィーク」だのと、ナンノコッチャという感じである。いま少しいたわりとゆとりと遊び心を持ってもらいたいものである。

  焼き物に「蹲(うずくまる)」というのがある。人のうずくまったような形から付けられた名前であるが、掛花入れの一種で信楽などの小壷である。元々は室町時代から農家の豆入れや茶壷として作られた。なんとユーモアあふれるネーミングではないか。こういった先人のセンスを、こんな時代だからこそ思い出し見倣ってほしいと思う。

 

九月の報告

「吾亦紅のひとり言・九月」で声を大にして“見学に来てくださ~い!”と発信したら西和賀町出身の村田さんが見えた。夜のミーテェングにも参加し興味を持って楽しんでいただいた。中国に留学している沼田さんが久々に顔を見せた。彼特有の軽妙な語りが聞けなかったことは残念な限りであったが夜のミーテェングに参加、いい匂いをさせていた。中高年の女性は元気があると言われているが、男性も大いにオシャレを楽しもう!

十周年を迎えようとしている民話研究会の源は会員皆さんの心のオシャレから来ている。オシャレは意識して取り組まないと光り輝かない。オシャレを知らずオシャレを楽しまない方は、行動範囲を狭くし自分の思いように成らないときなど、他に原因を求める。オシャレを意識しなくなったときから老化が始まるのだ。

お団子・さつま芋・お菓子、ススキを供えてお月様を眺めるのもオシャレ!民話と取り組んでいると自然とこんな心境になるから不思議。うさぎ・きつね・たぬき・バカ婿・おじいさんおばあさん達からオシャレを学ぶことが出来る、それが民話だ。頑張ろう!
十七日、渡辺嘉二郎先生からのオファーで武蔵小金井ロータリークラブで発表。及川さん・横井さん・会長が出席した。嘉二郎先生が多忙で顔を見せなくなって久しいが、我々のことを心の片隅に持っていてくれたようである。うれしい繋がりだ。このような輪がさまざまな方面に広がっていくことを期待したい。

十月の予定

一日の定例会。三日は専修大学北上高校東京支部総会へ昨年に引き続き発表の依頼あり、阿部さん、鈴木さん、会長参加予定。十七・十八歳日江東区祭りで物販の応援市より依頼あり。

十八日、北上ふるさと会での発表。井藤さん、鈴木さん、小野寺さんの予定。

十一月は銀河プラザでの北上物産展の応援。後半に入り多忙に成りそうだ。十月から新型インフルエンザの流行が心配され、予防接種の予約も開始される。いつもはサボっている予防接種だが、今回はキチント接種を受けて少しずつ依頼の増えている語りや市への応援を着実にこなしていきたいと思っている。  

どんどはれ

  
  
スマホ、iPadにも対応しました。
 画面の幅によってレイアウトが変わります。スマホ、iPadでも見やすくなりました。 2014.3.22


事務局 小原磯則さんのfacebookにリンクします。


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