あつい!ひたすらに、あつい!!
梅雨が明けると季節は盛夏となり、植物も動物も生命感に溢れて見えるものであるが、この暑さは、その生命感をそぎとってしまうかと思うほどである。
念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城
心頭を滅却すれば火もまた涼し、で乗り切れる暑さとは思わぬが、水分補給だけは怠らずに、気持ちを強く持ってこの夏をナントカやり過ごしたいものである。
六月の定例会同様、今月も九月十一日の十周年記念口演の話し合いに終始
した。ガイドライン・アウトライン決定。いよいよメンバーの緊張感が高まってきた。会場は北上展勝地・民俗村の「大泉家」である。園さん・井藤さん・鈴木さん・阿部さんたちの実家がある口内の由緒ある家だ。口内は、南部藩と伊達藩との藩境にある要害の地であった為、代々伊達藩の重臣が警護の任に当たってきた。「大泉家」は三百五十年ほど前に口内に転封となって浮牛城へ入場した中島侯の家臣で、代々家老職を務めた家柄。聴くところによると鈴木さん阿部さんの同級生の家だそうだ。縁とは不思議なものだ。幼き日、ともに遊んだであろうその家で、彼女たちがこのような機会に出会うとは。
九月十一日には、他のメンバーも沢山の「縁」に出会うことであろう。夏油温泉の湯よりも温かな、懐かしい思い出に浸りたいとねがっている。もちろん、語りも、地元で活動している方々に負けぬようにがんばりまよ~!。
この暑さも少しは和らぐであろう9・11
北上の皆さん、待っててくださいね~。
どんどはれ