神無月から霜月へ、光陰(とき)は動いている。師走の慌ただしさはないが、冬の季節に入いったことをしみじみと味わう月だそうだ・・・・・昨今はこの季が、分からなくなりつつある。
霜月や 日まぜにして 冬籠り 去来
先人たちは、心で季をとらえて静かに楽しんでいたんだネ。
神無月は忙しかった、その報告を。
民話研究会十周年記念口演の来場者へお礼の挨拶状・月例会・北上ふるさと会での発表(これがまたすばらしい!例年と違い誰一人として席を立たず、うなずき、笑い楽しんでいた、盛大な拍手)。有難う!
そしてそしてそして、恒例の木場公園での江東区民祭り・銀河プラザでの「北上市特産品展示即売会」の応援(延べ21人)連続六日間。売った、売った!売れた売れた! ヘトヘトになった。みんなよくがんばった。
さらに、初めての体験。 「は~い!5秒前・4・3・2・スタート」
聴衆のいない、器械の前でスポットライトを浴びながら語るので緊張したが、そこは役者 無事終了。
この企画は、全国の大学向け入試関連事業を行っている企業からの依頼で教材開発の一環として、言葉に関する文化や歴史を調べ、改めて母音と方言を考えるという内容の一部に活用されるものです。
六本木の炉辺のある民話ぴったりの居酒屋で撮影した。動画は無料で、全国にWebページで近々掲載される予定だ。もちろん「ふるさと北上民話研究会」の紹介も掲載される。
北上市内では十周年記念口演のライブ映像をケーブルTVで放送されている。
民話研究会が誕生した十年前は、仲間同士が懐かしくてタダタダ「えなだり語」で語り合い、褒めあい、「ウンジャ、終わりにして、さぁ~、飲みさいぐべぇ」からスタートしたのだ。その民話研究会がここまで成長したのは、会員の皆さんの努力はもちろんだが北上市を始め、ふるさと会の皆さんの応援が大である。有難う!
はじめがあれば終わりもある、と言うことで「吾亦紅のひとり言」もそろそろ終わりに近づいてきた。次回は「吾亦紅の全員ひとり言」で寄せ書きして終了したい。
どんどはれ