在京産業人会

平成23年(2011年)第11回在京北上産業人会 総会・研修会レポート

レポート3:研修会講演 渡邊嘉二郎 先生の紹介
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講 演 「携帯電話によるユビキタス医療の可能性」
講師プロフィール

渡邊 嘉二郎  教授 (66歳)
法政大学工学部システム制御工学科教授

  •  出身地 : 岩手県北上市
    生 年 : 1944年
  • 1972年 東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(工学博士),技術士
    1970年 法政大学工学部研究助手,
  • 1973年 専任講師
  • 1975年 助教授
  • 1984年 教授,現在に至る
講演の要旨

プロジェクターを使い携帯電話の実演をしながら講演をする渡邊 嘉二郎先生

携帯電話は単なる通信媒体ではなく、高性能のコンピュータといえるが、その機能は十分使いこなされていないのが現状である。とくに携帯電話が、センサーとして各種のデータをとり、それを解析し、送信するという使い方ができることに着目してほしい。

このような考えで、これまで携帯電話を活用した、ゴルフスイングの修正や、一人暮らしの高齢者を見守るシステムなどを開発してきた。

いま力を入れているのは、医療分野への応用である。携帯電話によって睡眠の良し悪しや血圧などの基本的なデータの測定し、それを遠隔地にいる医師への送信して診断するするユビキタス(いつでもどこでも)システムの構築を目指している。

 
質疑応答

Q:ユビキタス医療は今後の高齢化社会に極めて有効なシステムであると思う。しかしながら、今回の大震災で携帯電話の脆弱性が問題になったが、どう考えているか。

A:災害時等で携帯が使えなくなるのは一斉に電話を掛け合うからである。医療データを極めて短時間に送信できるシステム設計で克服できると考えられる。

(小原磯則 記)

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スマホ、iPadにも対応しました。
 画面の幅によってレイアウトが変わります。スマホ、iPadでも見やすくなりました。 2014.3.22


事務局 小原磯則さんのfacebookにリンクします。


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