「北上市企業懇談会2019(東京会場)」参加報告2019年07月15日

恒例の北上市主催の企業懇談会が、7月4日(木)16時から、帝国ホテル本館中2階「光の間」で開催され、当会からは、渡邊嘉二郎会長と八重樫清美監事が参加しました。以下、八重樫監事からの報告です。

 

日時 2019年7月4日(木)16時~19時

場所 帝国ホテル 本館中2階「光の間」

参加者 約160名(市関係者含む)

式次第

1.プレゼンテーション

○開会

○主催者挨拶 高橋北上市長

○来賓祝辞 金ヶ崎町関係者

○北上市の紹介 (映像)

○講演

(1)「No change mine, change life ~自分を変えず、人生を変える~」

講師 写真家 高橋 怜子氏

(2)「岩手県におけるU/Iターンの取り組みについて」

講師 岩手県商工労働観光部定住推進・雇用労働室

室長 菊池 芳彦氏

2.情報交換会

○開会

○挨拶 高橋北上市長

○乾杯 阿部 眞希男 北上市議会議長

○中締め 佐藤正昭 北上商工会議所会頭

<雑感>

・本懇談会は始めての参加ですが、会場全体に熱気があり、市の思いなどを感じる会でした。

・企業誘致のみならず、課題である人材不足の解消を進めるため前年同様、大学(神奈川工科、東海、

日本工業、神奈川、山形・・)の就職担当も呼び込んでいました。

通常、市県外の勤労者に市のアピールを行ないU・Iターンを推進するのが一般的ですが、卒業する

学生もターゲットにし、就職担当へアピールする策は非常に有効と感じました。

学生を呼び戻したい市・地元企業、優良な就職先を拡げたい大学、新卒採用の窓口を広げたい在京企

業、それぞれの思惑がクロスし、さらに参加者も増え懇談会が活性化されそうです。

・及川副市長との話しでも1000の求人に対し、卒業生350人の半分以下が地元へ残るような状

況であり、市外からも集まってもらっているのが現状とのこと。

・写真家・高橋怜子氏は、北上で会社勤めをしながらカメラを始め、2017年退社、2018年6月Natgeo

と呼ばれる写真コンテスト(1万3000点を超えるエントリーの中)で「MERMAID」が見事グランプリを受賞、2018年10月写真家として始動。

本人と話していても普通の方でしたが、センスがあるのは当然として、会社を辞めて一年後に大きなコンテストでグランプリに選ばれ軌道に乗るのは、やはり「持っている人」としか言いようが無いと感じました。これにはUTOの宇土社長も全く同感でした。

”高橋怜子 グランプリ”で検索すると、ザトウクジラの傷だらけの感動的な写真が出ます。

・名刺交換では高橋市長はじめ市の関係の方々殆ど、高橋怜子氏、4大学の方々、三菱製紙、小原建設、ウェキコーポレーション、北上オフィスプラザ等の多くの方々とふるさと会や採用・ITに関する話しなどさせて頂きました。