第107回大江戸探索会(目黒~五反田)報告と次回の予定2023年09月29日

第107回の大江戸探索会は9月24日(日)予定通り行われました。当日案内人を務めた同会会長の菊池威さんから以下の投稿がありました。

第107回大江戸探索会は、『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉どおり、今夏の異次元の暑さもどこへやら?と想われる「さわやかな秋晴れ」に誘われて集まった仲間20名で予定どおり催行。

探索コースは、JR山手線目黒駅をスタート。最初の見どころ国立科学博物館附属自然教育園をめざし目黒通りを進む。途中、品川区の天然記念物指定の“夫婦銀杏”の巨木が見事な「誕生八幡神社」とその隣で“瞼の母”などで有名な作家長谷川伸が眠る「寺院・高福院」に立ち寄りながら。

自然教育園では、1時間の自由行動ということで、“武蔵野の四季折々面影の植物を求めて広大な園内を散策”したり、と“館内展示を見る”など各自思い思いの行動。

その後、品川区立池田山公園の斜面を利用した“池泉回遊式庭園”見て「ねむの木の庭」へ。当地は、上皇妃美智子様のご実家があった正田邸跡地に2004年に開園した品川区立の公園。園内では、美智子様の名のついた薔薇“プリンセスミチコ”  をはじめとして多くの草花と上皇妃の歌にも見入った。そして、“ねむの木の庭”の看板を入れて参加者全員集合写真撮影。

池田山エリアを後に、片側4車線の国道1号桜田通りを渡って雉子神社へ。桜田通りに面した神社は、ビルに囲まれつつも屋根は大空に出ており、良く考えられたつくり。神社内には三桂神社もあり、さらには祭りの山車も展示されており見ごたえあり。

夕刻になり疲れがピークの仲間を、本日、最後の見どころ島津山は清泉女子大学をめざす。途中、島津山への百段近い急階段を登ってもらいましたが、当該階段は、案内人が図書で知って探しに探して見つけたこだわりのルートなのでした。女子大学・島津山を後にしてJR五反田駅をめざす。ところで、五反田駅と都市河川・目黒川とは目と鼻の先なので川を眺めに赴く。

目黒川は、世田谷区池尻大橋近くで発し、長さが8キロメートル足らずの河川なのですが、特に桜花の時節は“桜の名所” としてあまりにも有名。川沿いからはるかに上の4階のホームに停まっている東急池上線の鉄道車輌を見上げながら本日の探索会を回想しつつ、次回(12月10日)の再会を楽しみにしつつ解散。

その後、有志12名は川向かいの居酒屋サイゼリアで本日の反省会を開催、なごりつきない今回の大江戸探索会を無事に終えることができました。仲間に感謝です。

(菊池威・記)

 

次回(12月10日催行)の予定

第108回大江戸探索会