7月3日、寺尾隆雄先生の案内で江戸東京博物館東京ゾーンを見学。
明治維新以降、順調に世界での地位を高めていった日本。それが、大正期の宗教家、田中智学の「八紘一宇」思想の影響を受けた軍略家、石原莞爾が昭和6年9月に起こした満州事変。その後の満州国建国を起点に大きく変わって行った日本。昭和20年3月10日の東京大空襲。死者は10万人を超えたとか。
今、NHKの朝ドラ「ととねえちゃん」が放映されてますが、毎朝、感動しながら、戦後の東京の混乱期を見ています。この難局をよくぞ、日本人はくぐり抜け、戦後の経済成長の原動力となった東京オリンピックへとつなげ、今日の繁栄に結びつけたものと日本民族の英知とエネルギーを感じさせてくれた一日でした。
(菅原清徳・記)