第96回大江戸探索会(羽田界隈)と第97回(行徳・妙典界隈)の案内2021年12月1日

11月28日(日)良く晴れた秋空の下で第96回大江戸探索会を行いました。
この8月に開港90周年を迎えた羽田空港を記念して,東京モノレ-ル沿線と羽田空港探訪の大江戸探索会とあって参加者は26名でした。 現役時代は海外出張や旅行等でお世話になった空港も,引退後はめっきり疎遠になったが今もあの頃あの時を思い出します。

 

大きく変遷する羽田空港は2019年度空港世界ランキングの総合で2位,部門別で見ると“最も清潔な空港”で1位,“扱い旅客7,000万人超”の空港規模でも1位となっており,世界に誇る羽田空港として今回の探訪は大きな価値がありました。

久し振りにJR浜松町駅から東京モノレ-ルに乗り車窓から見る京浜運河,レインボ-ブリッジ,中央海浜公園及び高速道路等は変化に満ちた情緒たっぷりの沿線風景でした。
先ず終点の空港第2タ-ミナルで下車,その後循環バスで第1タ-ミナルへ,更にモノレ-ルで第3タ-ミナルへと移動し,それぞれのターミナル展望デッキに寄り,数分単位で離着陸する飛行機のダイナミックな動きを眺めながら,前方に広がる東京湾,そして遠く丹沢の山並や雪に覆われた富士山の勇姿に癒しの一時を過ごしました。

空港は人々の移動や物資の輸送のみならず人生ドラマの舞台にもなりますね・・・・・・。
歌の世界ではテレサテンの“空港”は女の別れ,フランク永井の“羽田発7時50分”は男の別れ,浜圭介・桂銀淑の“北空港”は男女の出会いを演出しています。
皆さんが描く空港のイメ-ジは? 旅立ち,出会い,別れ,それとも憧れでしょうか?
展望デッキは日曜日とあって子供連れの家族も多く飛行機を真近で見ている小さな子供達がいました,真剣な眼差しで・・・そんな光景を尻目に展望デッキを後にしました。

第1ターミナルで昼食をとった後,モノレ-ルで隣駅の天空橋で下車,ここに“平和”の2文字が標された朱色の羽田大鳥居がポツンと,その前方は東京湾で何も無く不思議な佇まいを見せていました。 これは空港敷地内にあった穴守稲荷神社の鳥居で,かつて空港拡張事業で強制撤去の令が下されたがこの鳥居だけは残したいという住民の願いで,この地に移設されたという,今や海の安全と空の安全と平和を見守っているそんな羽田大鳥居でした。

この羽田大鳥居から歩いて10分ほどの所に空港拡張事業で遷宮された穴守稲荷神社がありました。 境内に京都の伏見稲荷神社に在るような朱色の千本鳥居が見事に連なっていました,異様な雰囲気を感じ乍らその先奥の宮にある稲荷山に向い上社で参拝しました。

ここを最後にモノレ-ル浜松町駅に戻ったのが15:40頃でした。
勉強にもなり楽しかった今回の大江戸探索会,菊池威さん案内有り難う御座いました。

( 記:熊谷 忍)

さらに詳細は次のPDFを開いてください。
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<次回の案内>

第97回 大江戸探索会のお知らせ

街路樹の葉が、木枯らしに舞う季節になりました。緊急事態宣言も解除になり、新型コロナウイルス感染者も減少に転じております。下記の通り第97回大江戸探索会(行徳~法典界隈)を計画いたしました。新年早々お忙しいと存じますがコロナ・風邪等の対策をして、万障繰り合わせの上ご参加くださいますようご案内いたします。

1.日  時  令和4年1月30日(日)
2.集合場所  午前10時 地下鉄東西線行徳駅
3.コ ー ス  行徳駅→稲荷神社→おかね塚→後藤神輿→浅子神輿跡→笹屋うどん跡→
加藤邸→常夜燈→田中邸→八幡神社→妙覚寺→法善寺→徳願寺→権現道
→平川医院→蔵①②→明神(豊受)神社→春日神社→江戸川放水路→
妙好寺→春日神社→妙典駅(コース変更あり)
4.解  散  午後4時 地下鉄東西線妙典駅
5.費  用  参加費500円(交通費・昼食代・入館料等は各自負担)
6.案 内 人  小原 寛(090-3688-5259)

≪問い合わせ≫ 菊池 威(090-2653-1305) 園 牧枝(080-5690-7141)

以上