第97回大江戸探索会(行徳・妙典界隈)の報告と第98回(横浜市内)のお知らせ2022年01月31日

第97回については参加した菊池潤さんから以下の投稿がありました。次回98回については、添付のDDFをクリックして下さい。3月27日(日)10時JR石川町駅集合で横浜市内を回ります。

行徳~妙典界隈 探索に参加して
感染対策のマスクは当然、寒さ対策もしっかりし、探索会集合場所、地下鉄東西線 行徳駅10時集合したのは、通常の半分以下という12人でした。蜜を回避するという意味ではこの時節柄ちょうどいい人数ではないかとふと思いながら、配付された案内人の小原寛さんの作成した、まるで自費出版誌かと思えるような内容豊富な案内誌で本日の予定を確認。行徳は千葉県市川市の南部で、過去には製塩と舟運で栄え、寺社町であること。仏具づくりの技術を生かした神輿造り盛んであるということの説明の後、駅前行徳神輿看板のまえで集合写真を撮影し、早速寺町通りを探索いたしました。
江戸時代、成田山詣に来た人々は舟で行徳までやってきて行徳街道を陸路、成田山に向かったとのこと。当時の面影を残す建物が残っています。行徳「戸数千軒寺百軒」のとおり行徳のシンボル的な通りであり、沿道に沢山の寺院が軒を並べています。徳川家康が鷹狩に使用した権現通り、芭蕉碑のたつ法善寺、樹齢200年を超えるサルスベリの古木のある妙頂寺が並びます。神輿づくりは浅子神輿店、後藤神輿店、中台神輿店の3店があったが、現在は中台のみで製造しているとのこと。行徳神輿ミュ-ジアムに立ち寄ったものの日曜日のため閉店。ガラス越しに内部を覗くことになりました。寺社仏閣めぐりと行徳ふれあい伝承館での神輿づくりについて説明を聞き、旧江戸川の堤防の常夜灯を確認しました。
風が冷たくもあり感染対策をということで、いつもより早く解散することにしました。
このような機会がないと訪問することもできないと思われる名所を紹介してくださった探索会運営の皆様ありがとうございます。そして参加者の皆様とともにコロナの早い収束と春の早い訪れを待っております。                                             (記・菊池 潤)

次回第98回のお知らせ

3月27日横浜市内